80.焚き火で知っていなければならないボイントは?(2018/10/26)

◆場所の設定から着火方法、木を知り、天候への対処方、空気の流れ、後始末まで幅広いのだ
孫子の兵法「敵を知り、己を知れば、百戦危うからず」の一節を、一般論を超越した解釈で引用する。「敵を知リ」は、焚き火に関連する要素を、すべて把握することだ。敵のては天気のてに通じ、敵のきは木に通じ、気流のきにも通じる。

アウトドアでは、天気は常に変化する。焚き火をしていて、気にしなければならないのが風と雨だ。風が強くなったら、ふいごの風を受けたように勢いよく燃える。周囲に飛び火する恐れもあるから、組んだ薪をばらばらにして離して消す、などの処置を講じなければならない。雨が降ったら、落ちてくる水滴の勢いに負けない火力を維持しなければならない。

焚き火は木を燃やす行為だ。焚きつけにできる木、よく燃える木、長持ちさせる木、火力が強くないと燃せない木など、詳しい木の知識も知らなくてはいけない。

また、気流、つまり空気の流れを知ることが重要だ。なんでも燃えるときは酸素が必要である。組んだ木と木の炎が、相乗効果を発揮して燃え上がるように、酸素を取リ込みやすい組み方を知らないといけない。

「己を知れば」は、自分の技量を知ることだ。未熟な場合は、さらにウデを磨くために知識を吸収しなければならない。この本で基本的なことが理解できたら、そこからが第一歩だ。焚き火の知識を早く身につけるには、経験の数を増やすことだ。「好きこそものの上手なれ」という言葉もある。失敗を繰り返し、その失敗をクリアした、経験の積み重ねで身についたものに勝るものはない。

「百戦危うからず」は、場所選びから着火、よく燃える工夫、後始末まですべてを知れば、どんな状況下でも、苦もなく焚き火をすることができるのだ。

<一口アドバイス>
・日本ならんでも得る木の間から、双方の炎が重なり合ってる燃えている。このように、燃える木の間隔を調整し、炎の相乗効果を最大限に発揮させる

・木の種類によって燃え方や日持ちの時間に大きな差がある。カラマツやマツはよく燃える樹脂が多くすすが出る。堅木のクヌギなどは長時間きれいに燃える

空気をしっかり取り込む

下に空気の取入れ口を確保しても、並んだ期の間があいてないと外側だけが炎を出して燃え、並んだ間には不完全燃焼のしるしである白い煙が立ち上がっている

強風時の対策

焚き火の中に風が強くなったらいったん中断する。集まって燃えていた木をバラバラに話しておけば相乗効果がなくなるので、炎が出ても大きくならない

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