79.新しくできたキャンプ場は焚き火禁止がなぜ多い?(2018/10/25)

◆環境保護の問題もあるが、後片づけなどにも経費がかかるといったところが本音だと思う
みんな焚き火がド手だから、キャンプ場側では後片づけに時間と労力がかかりすぎる。経費を抑えるためには、やむをえない、といったところが真実だろう。

私も焚き火が大好きだ。キャンプの目的の大半を焚き火が占めている、といっても過言ではない。こんな私だから焚き火のないキャンプはしない。しかるに、ここ4~5年で新しくできたキャンプ場の多くは、焚き火を禁止している。独断でいわせていただくなら、焚き火のできないキャンプ場はキャンプ場ではない。

仲間が集まって大勢でキャンプするときは、大きなキャンプ・ファイアを囲んでゲームに興じ、一段落したら宵っ張りで酒好きの仲間が、残り火を囲んで静かに語り合う。小さく燃える火を真ん中にしていると、不思議とみんなのロ数が減ってくる。また、焚き火を囲んでいると、思いがけないひと言をロ走り、いままで知らなかった面をさらけ出してくれ輩がいて、より親密になれることもある。そう、大きく燃え上がる炎は人間を興奮させるが、小さく燃える炎は心を落ち着かせてくれる効果があるのだ。

いろんな野菜をクッキングホイルに包んで、灰の中に入れておけばおいしく焼き上がり、ダッチオーブンを使う料理にも焚き火は欠かせない。アウトドアだからこそできる焚き火。こんな楽しい行為を禁止するとは、とんでもないことだ。

しかし、焚き火を禁止するからには、なんらかの理由があるはずだ。その原因を推察してみると、
 ①キャンプ場経営者イコールキャンパーとは限らない。
 ②きれいな芝生などで環境を整えているので、芝生などの保護と美観のため。
 ③多くの人は、焚き火が下手だから場内が汚れ、後片づけのために余分な経費がかかる。 

などが考えられる。どれもキャンプ場の年間稼働率に対する経費の節約に関係してくる。

これらを考えると、焚き火のできるキャンプ場でも、問題を抱えているはずだ。まずは焚き火が上手にできてこそ一人前のキャンパーと心得よ。そこで焚き火をするには、これがあると便利、という小道具を紹介しよう。

 ①火ばさみ
  燃え具合が悪くなった薪も、組み替えれば、よく燃える。だが、くすぶっている木でも、素手では触れない。
  灰の中から燠を出すにも、燃える炎の上に新しい薪をくべるにも必要だ。

 ②革の手袋
  炎に近づいて薪を組み替えたり、たまった一灰を崩して中の燠をかき出すときは、熱くて素手では近寄れない。
  火ばさみを使って作業ずるには欠かせない。

 ③うちわ
  風のないときに酸素を送リ込むために使う。
  最近はプラスチック系の材質でできたものが多いが、これは幅射熱を受けて変形することがある。

この3つにトーチがあれば怖いものなしなのだ。

<一口アドバイス>
燃える木を組み替えるのには「火ばさみ」。この作業中に高温から手を守るため「革の手袋」。なんでも燃えるときに欠かせない酸素の供給に大いに役立つ「うちわ」。これにトーチがあれば、いつでもどこでも焚き火はできる。上手な焚き火の方法を身につければ、キャンフがいっそうおもしろい遊びになる。いろいろ試して現場て覚えよう

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