77.ハチに刺されたときは、自分で手当てできますか(2018/10/22)

◆ハチの毒は水に溶けるので、流水にさらして薄める。大きなスズメバチなら病院へ行くべし
ハチに刺されると痛い、おまけに毒で腫れ上がリ大変なのだ。ハチの種類は多く、どれも毒をもっている。毒はハチによっては軽いものもあるが、大きなスズメバチのよつに猛毒をもったものもある。これに刺されたら、医者のお世話になるしかないが、それ以外のハチなら、応急手当てのやリ方次第では医者に行くこともない。

注意してほしいのは、子供が刺されたときだ。刺された子供は「大変なことになった」と緊張しているはずだ。親がうろたえると、子供の緊張は不安から恐怖に変化する。親はうろたえないで、笑いながら冷静に対応すると、子供は「大したことではない」と安心するのだ。

昔から、「ハチに刺されたら小便をかけろ」といわれてきたが、これは効き目はないらしい。ハチの毒は水に溶けるので流水にさらすと効果がある。手っ取り早い方法は、水道の蛇ロをひねって水を出し、刺されたところに当てて洗い流すようにすることだ。刺された部分を指先でつまんで、中の毒を絞り出すようにすればなお効果がある。

ハチに刺されたら針を抜け。と教わった人も多いだろうが、すべてのハチが針を残すわけではない。わが身の命と引き換えに、敵を攻撃して針を残すのはミツバチだけだ。ミツバチに刺されたときは、残された針の根元に付いている毒の入った袋をつぶさないように、ピンセットや毛抜きで慎重に抜いてから流水にさらすことだ。

ハチは、むやみやたらに人を刺すわけではない。彼らが人を刺すのは、自分が攻撃されたと思ったときと、巣の近くで近寄ってきた人間に巣が攻撃される、と感じたときだけだ。人間の近くを飛んでいても、虫、おっと違った、無視すれば刺されることはないのだ。

子供のころはアシナガバチの巣を見つけると、貴重な動物性たんぱく質となるハチノコを食べるため、あの手この手で巣を取ろうと努力した。その結果、私も蜂には何度か刺された。あるとき垣根の中になった大きな足長バチの巣を見つけ、ハチの羽を焼いて捕ろうと、竹竿の先にぽろ切れを巻いてガソリンに漬け、火をつけて攻撃してたら、羽の燃え尽きたハチが竹竿を歩いてきて見事に刺された。また、ミカンの木の枝にあったアシナガバチの巣に気づかず、畑の中で遊んでいて枝を動かしたときにも刺された。

最近も4カ月の間に3回も刺された。このハチは、イエ蚊を大きくして太らせ、羽を短くして広くしたような、土の中に巣を作るクロスズメバチだ。最初はターブの下で仲間と話しているときに手の甲を刺された。2度目も同じ状況で顔を刺された。いずれも、ハエでも止まったのかと思って、振り払おうとして刺されたのだ。

3度目は屋根の上で腹ばいになって作業中のこと。同じハチがうろちょろしていたが気にしてなかった。何回目かの釘を打ち終わり、金づちを持った右手を下ろしたときに二の腕に痛みを感じた。手を上げたら、例のハチがおしりを突き刺してぶら下がっていた。水で流そうと思ったが、作業を中断するのが悔しいからそのまま放置した。結果は、1週間ほど右手だけポパイになった。

教訓、ハチは何回刺されても免疫はできないのだ。

<一口アドバイス>
・オオスズメバチはおしりが黄と黒のしま模様で大きさは3~4.5cm。これには要注意だ
・ハチの毒は水に溶けやすいので刺されたときは素早く流水にさらして洗い流すようにすれば被害が少なくてすむ

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